前回(別記事「」)で2つのMySQLコンテナを作成し、その際、同一の共有データボリュームも作成しました。今回は、その2つのMySQLコンテナに、各々、接続先を指定し(切換え)て、接続してみました。
以下は、その作業記録です。
1.1つ目のMySQLコンテナへの接続
> docker exec -it mysql8.0.33-container mysql -u root -p
これで、1つ目のMySQLコンテナへ接続できました。
2.2つ目のMySQLコンテナへの接続
> docker exec -it mysql8.0.33-container2 mysql -u root -p
これで、2つ目のMySQLコンテナへ接続できました。
3.1つ目のMySQLコンテナから、共有データボリュームに、データベース作成・テーブル作成・データ作成
(1)DB作成
> CREATE DATABASE database1;
(2)上記で作成したDBの利用
> USE database1;
(3)テーブル作成
> CREATE TABLE users (id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, name VARCHAR(50));
これで、1つ目のMySQLコンテナから、DB1に、テーブルを作成できました。
4.2つ目のMySQLコンテナから、共有データボリュームに、データベース作成・テーブル作成・データ作成
(1)DB作成
> CREATE DATABASE database2;
(2)上記で作成したDBの利用
> USE database2;
(3)テーブル作成
> CREATE TABLE users (id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, name VARCHAR(50));
これで、2つ目のMySQLコンテナから、DB2に、テーブルを作成できました。
5.1つ目のMySQLコンテナから、共有データボリュームに作成したDB情報の参照
(1)DB1で登録した(users)情報の参照
> USE database1;
> SELECT * FROM users;
(2)DB2で登録した(products)情報の参照
> USE database2;
> SELECT * FROM products;
6.2つ目のMySQLコンテナから、共有データボリュームに作成したDB情報の参照
(1)DB1で登録した(users)情報の参照
> USE database1;
> SELECT * FROM users;
(2)DB2で登録した(products)情報の参照
> USE database2;
> SELECT * FROM products;
これで、2つのMySQLコンテナから、1つの共有データボリュームに、アクセス・操作・参照することが確認できました。