1.MySQLコンテナの作成
Docker Desktop(v4.19.0)で、MySQL(8.0.33)コンテナを作成しました。
(※前回は、docker-compseコマンドで、簡単に、環境作成をしましたが、今回は、Dockerfileを作成し、dockerコマンドでコンテナを作成する手順で、環境を作成しました。)
(1)Dockerfile用フォルダ作成
例)C:\Tool_Files\docker_files
(2)MySQLデータベース格納場所作成
例)C:\Tool_Files\docker_files\MySQL\8.0.33\data
(3)my.ini作成
例)場所: C:\Tool_Files\docker_files\MySQL\8.0.33
ファイル: my.ini
内容:
(4)Dockerfile作成
例)作成場所:(※上記1の)C:\Tool_Files\docker_files
ファイル名:Dockerfile
内容:
(5)my.cnf作成
例)作成場所:(※上記3の)C:\Tool_Files\docker_files\MySQL\8.0.33
内容:
(6)Docker Desktop 起動
(7)Dockerイメージのビルド
>docker build -t mysql-image .
(8)(上記で作成した)Dockerイメージの確認
(9)MySQLコンテナの作成
>docker run -d –name mysql8.0.33-container -p 3306:3306 -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=damedame mysql8.0.33-image
(10)(上記で作成した)MySQLコンテナの確認
(11)作成したMySQLコンテナのおさらい
以上で、MySQLコンテナが作成され、ポート3306でアクセス可能になります。
MySQLアカウントは「root」で、パスワードは「damedame」です。
必要に応じて、ポートのマッピングや追加の環境変数の設定など、コンテナの作成オプションをカスタマイズすることもできます。また、docker build
とdocker run
コマンドのパスやイメージ/コンテナ名なども変更できます。
(12)過去に作成したコンテナは、次のコマンドで確認することもできます。
>docker ps
2.(上記で作成した)MySQLコンテナへの接続
上記で作成したMySQLに、以下の手順で、実際に接続できます。
(1)
① コマンドプロンプト起動
② docker exec -it <コンテナIDまたはコンテナ名> mysql -u <ユーザー名> -p
>docker exec -it mysql8.0.33-container mysql -u root -p
③ パスワードを入力する
④ MySQL起動を確認する
⑤ (試しに)データベース一覧を表示してみる
> show databeses;
以上で、Docker Desktop上のMySQLコンテナに、Windows10のコマンドプロンプトから接続、動作確認ができました。