ヴェポライザーを使う、たった3つの理由
最近、禁煙ブームにより、喫煙者には厳しい世の中になってきましたよね。
職場の喫煙所は時間制限され、徐々に廃止されてきています。
食事に行っても、分煙が進んでいて、外に出て食後の一服・・・ ができれば、まだ良いほうで、はるばる数分歩いて、人知れず一服する、というのが当たり前になってきています。
経済的にも、タバコはどんどん課税率が増加の一途で、かつて300円だったものが、いまや500円、さらに税率改定で600円と、数年で倍になっています。これは欧米並みに、1000円の大台も視野に入ってきました・・・。
「ほんともう、禁煙しようかな」
そうは思うものの、意思が弱く、やめられません。
そんななか、欧米や大陸では、すでに広まっていたとのことですが、ようやく日本でも5、6年前から注目されだして、ここ1、2年前からは、いわゆる「気化熱式煙草」として、今や大流行となっています。
以下、ヴェポライザーについて、メリット·デメリットを混じえて、お話したいと思います。
紙巻タバコの有害性について
前回のコラムでお話した様に、紙巻タバコには、以下の4大被害があります。
(2)タール
(3)一酸化炭素
(4)火力による人的被害(歩きタバコ、火事など)
これについては「[コラム]私が禁煙を考える理由」で解説しているのでご覧ください。
ヴェポライザーのメリット
・・・ということで、今回はヴェポライザーの良い点についてお話しますね。
1.健康被害が少ない!
健康被害といっても、いくつか要素がありますが、ここでは以下の図をご覧下さい。
1.1 タール
タールの気化する温度は400度以上です。
従来の紙巻タバコは、喫煙中は800度、葉巻やパイプも600度、800度とほぼ同じです。
これに対して、ヴェポライザーは、仕様上、約225度ちょっとまでしか温度が上がりません。
すなわちタバコ葉は燃焼しません。
つまり、タールはタバコ葉に残っています。
木材や紙の燃焼温度はどのくらい?
参考ですが、木材の燃焼温度は300度、紙の燃料温度は(意外と高くて)450度なんですよ、これ覚えておいて下さいね。
1.2 一酸化炭素
物質が不完全燃焼すると一酸化炭素は発生しますよね。紙巻タバコの場合、炎で完全燃焼する、というよりはブスブスと燻す感じで燃焼するため、1~3%程度の一酸化炭素が発生しています。
ヴェポライザーの場合は、水分がようやく蒸発する程度で、約200度までで加熱するだけで燃焼しないので、一酸化炭素は、まったくといっていいほど発生しません。
1.3 火力による人的被害(歩きタバコ、火事など)
歩きタバコは、今となっては論外ですが、怖いのが消し忘れのタバコによる火事です。
寝タバコ、火の粉が舞って子供の目や皮膚に怪我を負わせてしまう、などなどです。
実は、この点が、ヴェポライザーの優位な一番の点だと思っています。
街中で、一応は喫煙所で喫煙しますが、灰や吸殻を、灰皿に捨てませんし、ましてや(こっそりと)ポイ捨てする必要もありません。
2.シャグ選びが楽しい!ブレンドも楽しい!
ここまで話していて、「シャグ選びが楽しい」とか聞くと、
「え?そんなことなの?」
と言われてしまうかもしれないんですが・・・、実はこれが最大の私のヴェポライザーにはまった理由なんです。
従来、私は紙巻タバコを吸っていたわけですが、もうずっと、事務的に同じ銘柄「マイルドセブン」→「マイルドワン」でした。
当然ですが、1箱吸うまでは同じ銘柄、もしくは2種類あっても1度には1本を吸いきるわけですよね。
ところがヴェポライザーにしてからは、いわゆるシャグを買ってきて、詰めて吸うわけですが、いろんな味があって楽しくなってしまったんですよね。
パイナップルとか、チェリーとか、葡萄とか・・・ それこそ、アルコール・フレーバーなんかもあるんですよ!!
昨年からは、例えば、バニラにメンソールをまぜたり、コーヒーにアルコール・フレーバーを足したりして、ブレンドを楽しんでるんです。これに、今、はまっていますw
3.経済的!
結論から言いますと、一ヶ月のタバコ代が、従来は1万円位でした。
でも、今では、これだけ楽しんでいるのに、一ヶ月で3千円もしていません。
まとめ
上記3点に加えて、最近では、とてもお洒落なヴェポライザーも発売されてきています!
一度、検討してみてはいかがでしょうか?