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 Python開発環境(言語:Python、DB操作:Django、DB:MySQL)作成時の作業記録を、ここで一旦まとめてみました。本文は殆どレジュメみたいな記載だけで、詳細は別記事参照としてあります。そこの部分はリンクの先の別記事を参照して下さい。

目次 index【閲覧時間3分】 click !!>>

1.環境作成

 (Pythonバージョン管理ツールである)Anacondaをインストール後、各ライブラリ(Django等)を検索・インストールします。(詳細はこちら

(1)Anacondaインストール

 ※確認方法:Anaconda Powershell Promptで[Python]と入力・実行することでPythonバージョン表示

(2)仮想環境作成

 conda create -n <仮想環境名> python=<バージョン>

 ※上記コマンド実行場所はどこでも良い。

(3)仮想環境有効化

 conda activate <仮想環境名>

(4)ライブラリ検索・インストール

 conda search <ライブラリ名>=<バージョン>

 conda install <ライブラリ名>==<バージョン>

 conda list

 ※Djangoインストール状態確認方法:django-admin version

2.Djangoプロジェクト作成

 上記仮想環境上にDjangoプロジェクトを新規作成します。(詳細はこちら

(1)Djangoプロジェクト新規作成

 django-admin startproject <プロジェクト名>

 ※上記コマンドは作業(予定)フォルダで実行します。

3.Djangoアプリケーション作成

 Djangoアプリケーションでは、

(A)viewsから直接出力表示する方法

   (→以下「4.viewsから直接出力表示する場合」参照)

(B)テンプレートを経由して出力表示する方法

   (→以下「5.テンプレートを経由して出力表示する方法」参照)

という2通りの表示方法があります。

 以下は、その両方((A)、(B))についての手順記録です。

4.viewsから直接出力表示する場合

 上記Djangoプロジェクト上にDjangoアプリケーションを新規作成します。(詳細はこちら

(1)Djangoアプリケーション新規作成

 python manage.py startapp <アプリケーション名>

 ※上記コマンドはプロジェクト配下(manage.pyがあるところ)で実行します。

(2)設定情報編集

 以下は編集例です。

 ① settings.py

 プロジェクトフォルダ直下の基本設定(settings.py)を編集します。(詳細はこちら

 (a) INSTALLED_APPS

 Djangoプロジェクトで使用するアプリケーションのリストです。

 追加内容: '<アプリケーション名>.apps.MainConfig’,

(補足)上記追加内容については(アプリケーションフォルダ直下の)apps.pyを参照することで確認することができるのですが、これについては、別記事「(1)settings.pyのINSTALLED_APPSへの登録情報が意味不明だった!」を参照して下さい。

 (b) LANGUAGE_CODE

 Djangoプロジェクトの使用言語です。

 設定内容: LANGUAGE_CODE = ‘ja’

 (c) TIME_ZONE

 Djangoプロジェクトのタイムゾーン項目です。

 設定内容: TIME_ZONE = ‘Asia/Tokyo’

② views.py(views.pyから直接出力表示する場合の設定)

 アプリケーションフォルダ直下の表示設定(views.py)を編集します。(詳細はこちら

 (a) django.httpからHttpResponseをインポート

 追加内容: from django.http import HttpResponse

 (b) リクエスト情報を受け取って、メッセージを表示するビュー定義

 追加内容: def index(request):

            #b.レスポンスを生成する

            return HttpResponse(‘ Hello!World! ’)

③ urls.py(views.pyから直接出力表示する場合の設定)

 以下の説明については、別記事「Webサーバ起動時、URL情報の矛盾エラーが消せない!」もご参照下さい。

(a) アプリケーションフォルダ直下のurls.py

 アプリケーションフォルダ直下にurls.pyを追加・編集します。(詳細はこちら

(b) プロジェクトフォルダ直下のurls.py

 アプリケーションフォルダ直下にurls.pyを編集します。(詳細はこちら

 (1) include メソッドのインポート

 追加内容: from django.urls import path, include (※下線の部分を追加する)

 (2) (path メソッド、include メソッドを使って)urlpatternsの追加

 追加内容: path(‘main/’, include(‘main.urls’)),

(3)動作確認

① Webサーバー起動

 python manage.py runserver

② ブラウザ表示

 ブラウザーで「http://127.0.0.1:8000/main/」を表示できればOKです。

5.テンプレートを経由して出力表示する場合

 上記4では、viewsから直接出力表示しましたが、ここでは、(上記で作成したアプリケーションを)Djangoテンプレート(TDL)経由で出力表示する場合の手順になります。

(1)テンプレート格納用フォルダ作成

 作成済みアプリケーションフォルダ直下に、テンプレート格納用フォルダを作成します。(詳細はこちら

 <作成済みアプリケーションフォルダ>¥templates¥<テンプレート名>

 (例)main¥templates¥main2

(2)テンプレートファイル作成

 上記フォルダ直下に、テンプレートを作成します。(詳細はこちら

 (例)temp.html

(3)settings.pyへのテンプレート登録

 上記テンプレートを、settings.py の INSTALLED_APPS に追加します。(詳細はこちら

 追加内容: ’main.templates’,

 ※上記は、mainアプリケーションフォルダ直下のテンプレートフォルダ配下に、テンプレートがあることを意味します。

(4)URL情報登録

 mainアプリケーションフォルダ配下のurls.pyのurlpatternsに、以下を追加します。(詳細はこちら

 追加内容: path(‘temp‘, views.temp, name=’temp’),

(5)views.pyへの呼出テンプレート追加

 テンプレートフォルダ直下に格納したテンプレートを、以下の様に追加します。(詳細はこちら

def temp(request):
    # a. ビュー変数を準備
    context = {
        ‘msg’:’こんにちは、世界!※temp.htmlから出力表示(電子書籍「速習Django3速習シリーズより」’
    }
    # b. テンプレートを呼び出す
    return render(request, ‘main2/temp.html’,context)

(6)マイグレーション実施

 python manage.py migrate

(7)動作確認

 ① Webサーバ起動

 python manage.py runserver

 ② ブラウザ表示

 ブラウザで、以下を表示できれば、OKです。

 http://localhost:8000/main/temp

 

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