先日、電子書籍で「速習Django3」を購入しました。
以下は読みながら実践してみた時の作業記録(備忘録)です。
この書籍ではローカル環境に直に環境を作成していますが、ここでは(Anacondaによる)仮想環境を作成してからの作業になります。
1.環境作成
(1)Anacondaのインストール
最初にAnacondaをインストール(別記事【[基礎用語] Anaconda(パッケージ管理システム)について】参照)することで、Python(バージョン:3.10.9、packaged by Anaconda)がインストールされています。
確認方法は、次の通り。
① Anaconda Powershell Prompt を実行し、
python
と入力、実行します。
すると上記の様に、Python(バージョン:3.10.9、packaged by Anaconda)がインストールされていることが確認できます。
(2)仮想環境の作成
ここでは、仮想環境名「Python_Django_sokusyu3_01」に、python 3.8.5 を含めて、仮想環境を作成します。
① 仮想環境の作成
conda create -n Python_Django_sokusyu3_01 python=3.10.9
と入力します。 (この段階では、まだ、anaconda3\envs フォルダは以下にしか、この相当フォルダは作成されません。※言い換えると、まだ、新規プロジェクト名相当のフォルダは作成されていません。つまり、このコマンドの実行は、どのフォルダでじっくしても良い、ということです。)
(3)作成した仮想環境を有効にする
conda activate Python_Django_sokusyu3_01
(4)ライブラリ検索
インストールしたいライブラリ(のバージョン)があるかどうかを確認します。
conda search django=3.2.5
と入力します。
※django 3.2.5 は存在していました。
一方、Chromeライブラリは、以下の通り存在しませんでした。
(5)ライブラリのインストール
① 上記で、condaに対応していることが確認できたライブラリをインストールするには、
conda install django==3.2.5
と入力します。
② 以下のコマンドで、djangoが正しくインストールされていることを確認します。
django-admin version
上記のような結果が得られれば、djangoは正しくインストールされています。
また以下のコマンドで、インストールされているライブラリ等をまとめて確認することもできます。
conda list
③ 仮想環境作成フォルダ(..\anaconda3\envs)以下に、以下の(A)の様に仮想環境が作成されていることを確認します。
(A)仮想環境作成フォルダ(..\anaconda3\envs)
ちなみに余談ですが、この段階では、(仮想環境作成しかしておらず、新規プロジェクトは未作成(これは次回実施)なので)(これからプロジェクトを作成したい)フォルダの状況は、以下の通り、何も作成されていません。(…あたりまえなんですけどね)
(B)これから新規プロジェクトのコードを作成していこうと思っているフォルダ…
ここまでの手順は、電子書籍「速習Django3」に沿ったものですが、別書籍「Python&Django~初めてのアプリ作成にチャレンジ~♪その1」に沿った作業記録もあります。