1 GIMPがJPEG2000形式に対応
1.1 GIMP2.8の紹介
GIMPは、写真や画像を編集するためのフリーソフトウェアです。
いろいろな国に配布されており、日本ではGIMPを「ギンプ」と呼ぶ人が多いようです。なんか代わった名前ですよね。
GIMPという綴りは、・・・
「G」(GNU(グヌー) : フリーソフトウェアの意味も含みます) + 「I」(Image : 画像編集) + 「Manipulation」 + P(Program : プログラム)
・・・の省略名称のようです。
非常に多機能なのに、まだこれからも拡張されていく造りになっています。
それに、ほとんどの無料Linuxに標準で提供されています。
もちろんWindowsやMacでも、サイトからダウンロードして使うことができます。
これはもう、使い方を覚えておくしかありませんよね。
1.2 GIMP2.8 ついにJPEG2000形式に対応
GIMP文書化チームでは、以下の機能や性能などについて説明しています。
( 関連記事「GIMPの使い方」 はこちら )
この中で、今回のGIMP2.8の新機能として、「JPEG2000形式の画像を読み込むプラグインを追加」が挙げられています。
1.3 JPEG2000とはなんなのか?
今までのJPEGと、今回GIMPが対応したJPEG2000の違いは、すごく簡単に書くと、以下のとおりです。
JPEGの特徴)
・画像を大きく広げたり、小さく縮めたりすることができます。
しかし、その際、画像のブロックも広がったときにノイズを埋め込んだり、
縮めたときにブロックが失われたりするので、
結果として画像が元に比べると、汚く見えてしまうことがあります。
JPEG2000の特徴)
・上記のJPEGに比べると、画像を拡大縮小した際にも、綺麗なままです。
まとめ
今回はGIMPの機能紹介として、JPEG2000の良いところだけを挙げました。
(欠点もありますが、別途ご紹介いたします)
ではでは。