足の痙攣(けいれん)
長い距離を走っているとき、足が痙攣(けいれん)した経験ありませんか?
「気持ち良く走っているのに! 全然、疲れていないのに!」
徐々に脚の筋肉がピクピクと痙攣し始める場合もありますし、突然に激痛が走って脚がどうやっても言うことをきかなくなる場合もあります。
「動け!動け!」
脚を手で叩いたり、ストレッチをしようとしますが、もうそうなったら手遅れです。
スピードを落として、だましだまし走るしかありません。
私の場合、学生の頃の登山、社会人になってからの競技スキー・サッカー・フットサルで、それほど脚が痙攣した経験はありませんでした。
ところが、フルマラソン(42km)を走るようになると、30kmを越えた頃から、足の痙攣に悩まされることになりました。
足の痙攣の原因
脚の痙攣(けいれん)には、次の様な原因があるそうです。
1.ミネラルの不足
(原因)汗とともに、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルが消費(放出)されます。すると脳から筋肉への命令が、正確に伝わらずに、筋肉が誤動作(痙攣)してしまいます。
2.オーバーワーク
(原因)長時間の過負荷(運動)により、筋肉に疲労物質が蓄積されます。すると筋肉の柔軟性が無くなり、筋肉が損傷してしまいます。これにより筋肉が痙攣してしまうそうです。
3.冷え
(原因)寒いときに身体がブルブルと震えるのは身体を温めようとしています。このときに筋肉が痙攣してしまいます。
4.筋肉バランスの欠如
(原因)極端な例だと、左脚の怪我をかばうために、左右でアンバランスな走りを長時間していると、そのストレスのために筋肉が痙攣してしまうそうです。
足の痙攣の予防策
つまり、予防策は、以下のようになりそうです。
(1)ミネラルを補給する。
(走る前日から補給したほうがいいそうです)
(2)自分のペースを守って走る。
(速度もそうですが、心拍数についても、最近は大切だと言われています)
(3)筋肉を暖める。
(着るものやストレッチなどで対応できそうです)
(4)ストレッチやマッサージをして筋肉をほぐす。
(といっても本番では、脚をさすったり、伸ばしたりくらいしかできませんが)
次回
次回は、この足の痙攣(けいれん)対策について、もうすこし、つっこんでリサーチしたいと思います。
以下、その内容のダイジェストです。
今回も読んで頂きありがとうございます。
足の痙攣(けいれん)の5つめの予防策として、「体幹」を利用して走ることで、脚への負担を減らそう、というお話を次回はしますね。ではでは。