1 GIMPって、なーに?
1.1 GIMPの紹介
GIMPは、写真や画像を編集するためのフリーソフトウェアです。
いろいろな国に配布されており、日本ではGIMPを「ギンプ」と呼ぶ人が多いようです。なんか代わった名前ですよね。
GIMPという綴りは、・・・
「G」(GNU(グヌー) : フリーソフトウェアの意味も含みます) + 「I」(Image : 画像編集) + 「Manipulation」 + P(Program : プログラム)
・・・の省略名称のようです。
非常に多機能なのに、まだこれからも拡張されていく造りになっています。
それに、ほとんどの無料Linuxに標準で提供されています。
もちろんWindowsやMacでも、サイトからダウンロードして使うことができます。
これはもう、使い方を覚えておくしかありませんよね。
1.2 GIMPって、なにができるの?
GIMP文書化チームでは、以下の機能や性能などについて説明しています。
・あらゆる描画(絵筆、 鉛筆、 エアブラシ、 スタンプなど)が使える!
・やり直しがし易いので、間違った操作をしてしまっても安心!
(多段階取り消し/やり直し (制限するのはディスク容量だけ)。)
・あらゆる向きや大きさにできる!
(回転、 拡大・縮小、 剪断変形、 反転などの変換ツール。)
・自由に範囲を選択して編集できる!
(選択ツールは矩形、 楕円形、 任意、 魔法の杖、 ベジエ、 電脳はさみなど。)
・なめらかな線が書ける!
(すべての描画ツールにサブピクセルサンプリングを採用し高品質なアンチエイリアスを実現。)
・透明な画像(透過Gif作成などに必要)を扱える!
(透過効果を司る画像のアルファチャンネル情報を全面サポート。)
・画像の重なりを制御できる!
(レイヤーとチャンネル。)
・扱えるファイル形式は GIF, JPEG, PNG, XPM, TIFF, TGA, MPEG, PS, PDF, PCX, BMP 他多数。
・無制限な大きさの画像が扱える。
(タイル式のメモリー管理により、 扱える画像のサイズを制限するのはディスクの容量のみ。)
・これからも、どんどん発達していきます!
- GIMP 内部関数を利用するための手続型データベースを装備し Script-Fu 等の外部プログラムに対応。
- 先進的なスクリプト対応 (TinyScheme, Python, Perl, Ruby, C#)。
- プラグイン機能により新しいファイル形式にも即対応でき、 エフェクトフィルターも追加可能。
まとめ
次回は、上記で紹介した機能を具体的に説明していきたいと思います。
ではでは。