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身体はなぜ前に進むのか?
走るためには、地面を蹴って、身体を前に進めます。
そのためには、大きく2つの動作が必要です。
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Toggle1.求心力 – 身体を前に傾けて重力を利用する –
まっすぐ立ってください。次に、右脚を引き上げて(1本脚になりますが)体重を前方に移して下さい。
「身体が前に倒れそうです」
その通りです、放っておくと身体が前に倒れてしまいます。
そこで倒れないために、右脚を前方に下ろし(着地し)て、右脚に体重を移して下さい。
はい、これで1歩だけ前進しました。
/ 実際にやらなくても、頭で想像するだけで結構です /
この動きは「重力」を利用して前進していることになります。
これを「求心力」と言います。
2.遠心力 – 腕を振って勢いを利用する –
上記の(1)で右脚を引き上げるときに、勢い良く振り上げてみましょう。
この時、同時に、左腕も前に振り出してみましょう。
すると出足が良くなりませんか?
勢いがつくだけでなく、股関節も回しやすくなるからなんです。
2つの力を利用しよう
この求心力と遠心力を効率よく使って走れると、長い距離を走るときのムダが少なくなります。
つまり、この姿勢をずっと継続できれば、効率よく楽に早く走れるんです。
「そんな事あたりまえじゃん!」
そんなあなたは、もうこれが体現できている方です。
(もしくは理解ができている方ですね)
まとめ
- 身体を前に倒し、求心力を利用して走ろう!
- 脚と腕を使い、遠心力を利用して走ろう!
次回はランニングフォーム
ここでは、身体を前進させる2つの力についてお話しました。次回は、具体的にそれらを上手に発揮するためのランニングフォームについてお話します。