以下、Active Directory インストール作業記録(Windows Server 2022)です。
1.AD DSのインストール
(1) Windows Server で、サーバーマネージャを開き、[役割と機能の追加]を選択します。

(2) 「インストールの種類の選択」画面では、
〇役割ベースまたは機能ベースのインストール
を選択後、「次へ」をクリックします。

(3) 「対象サーバの選択」画面では
現在のサーバを選択後、「次へ」をクリックします。

(4)「サーバの役割の選択」画面では
以下の項目にチェック後、「次へ」をクリックします。
□ Active Directory ドメインサービス
□ DNS サーバ

(5) 「機能の選択」画面では、
今回は特に追加でチェックはせずに、「次へ」をクリックします。
前画面で、必要な追加機能は、自動的にチェックが入る為です。

(6) 「Active Directory ドメインサービス」画面では
何もせずに、「次へ」をクリックします。

(7) 「DNSサーバ」画面では
何もせずに、「次へ」をクリックします。

(8) 「インストールオプションの確認」画面では
□必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する
にチェック後、「インストール」をクリックします。


インストールが開始されます。完了後「閉じる」をクリックします。

2.ドメインコントローラーへの昇格
(1) インストールが終わったら、サーバーマネージャー右上に
「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」 の青いリンクが出ますので選択します。
(2) 「配置構成」画面では、
〇新しいフォレストを追加する
を選択後、ルートドメイン名を設定し、「次へ」をクリックします。

(3) 「ドメインコントローラーオプション」画面では、
パスワードを設定後、「次へ」をクリックします。

(4) 「DNSオプション」画面では、
なにもせずに、「次へ」をクリックします。

これはなぜ出るか
- 新しいフォレスト・ドメインを作るとき、DNSサーバーも同時に構築します。
- その際、既存のDNSに「委任レコード」を作れないために出る注意メッセージです。
- しかし今回は新規構築で、外部のDNS委任は不要なので無視してOK。
(5) NetBIOSドメイン名の設定画面では
そのまま、「次へ」をクリックします。

(6) AD DS データベース・ログファイル・SYSVOLの場所の設定画面では
そのまま、「次へ」をクリックします。

(7) 確認の画面では
確認後、「次へ」をクリックします。

(8) 「前提条件のチェック」画面では
結果の表示欄の内容をチェック後、「インストール」をクリックします。

インストール完了後、自動的に再起動します。
再起動後は、ドメインコントローラにログインする運用となります。
ログイン名: ドメイン名\アカウント
パスワード: Windows Server インストール時に設定したAdministrotorのパスワード
以上で、Active Directory インストール(Windows Server 2022)自体は完了です。