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今回はゲストOS(Windows Server)をホスト以外のPCからもドメイン参加可能(外部ネットワーク接続+インターネット可)であることを前提に、静的IPを設定します。

1.構成の方針

① Hyper-Vで外部スイッチを作成し、物理LAN(192.168.0.x)と直結する。(→2章)

② ゲストOS(Windows Server)にも静的IP(192.168.0.x)を設定する。(→3章)

③ ゲストOSのDNSは、AD DS 構築後に自分自身のIPを設定する。

2.外部スイッチの作成および接続

2-1.外部スイッチの作成

(1) Hyper-Vマネージャで、[仮想スイッチマネージャ]起動後、
 「外部」選択後、「仮想スイッチの作成」をクリックします。

(2) 「仮想スイッチのプロパティ」で、仮想スイッチの名前を設定後、
外部ネットワークにはホストOSの物理LANアダプタを選択し、
□管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプターの共有を許可する、にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

2-2.ゲストOSのネットワーク接続先を外部スイッチに変更

Hyper-VマネージャでWindows Server の設定を開き、
「ネットワークアダプタ」の接続先を上記で作成した「External-LAN」に変更し、
「OK」をクリック後にゲストOSを再起動する。

3.ゲストOSで静的IPの設定

ゲストOSで、[設定]→[ネットワークとインターネット]→[アダプターのオプションを変更]→イーサネットアダプタ上で右クリック後[プロパティ]→「インターネットプロトコルVr(TCP/IPv4)」→[プロパティ]で、
IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、優先DNSサーバを設定後、再起動します。

4.AD DS の構築

別記事「[レビュー]Active Directory インストール作業記録(Windows Server 2022)」参照

 一応、ここ迄で、Active Directory ドメインコントローラの構築自体は完了です。
 ここまでの手順を(一旦振り返ると)次の通りとなります。
 ・(Hyper-V上に)Windows Server インストール
  ・Hyper-Vに外部スイッチ作成後ネットワーク割当
  ・静的IP設定
 ・AD DS と DNSサーバの役割追加
 ・ドメインコントローラに昇格
 ・再起動後ドメイン\Administratorでログイン

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