Zakku-Spot.com

気になる情報のリサーチブログ - Reserch blog of information you care about -

[基礎知識]Firebase Emulator Suite/FirestoreエミュレータへのDB登録手順

0 0
Read Time:32 Second

前記事「[基礎知識]既存Flutter(Web)アプリに、Firestore(Firebase Cloud Firestore)機能を追加する手順」では既存FlutterアプリにCloud Firestore 機能を追加(Firestore DB登録等含む)しました。
またローカル環境ではFirebase Emulator Suite を利用しましたが、これのFirestoreエミュレータにも同じ内容のDB登録が必要です。

以下はその際の作業記録です。

1.Firestoreエミュレータ起動

ローカル環境でFirestoreエミュレータを起動します。

> firebase emulators:start

2.Firestoreエミュレータでデータベース作成

(1) コレクションの作成

画面左上の+ Start collectionをクリックします。

(2) コレクションIDの設定

コレクションIDフィールドにtaskinfoを入力し、Nextをクリックします。

(3) コレクションIDの設定

コレクションIDフィールドにtaskinfoを入力し、Nextをクリックします。

※ここではFirestoreエミュレータにFirebase本サーバ上のCloud Firestore DBに登録済みのドキュメントIDと同じデータを設定しました。

(本サーバとローカル環境の)ドキュメントIDについて:

ローカル環境でテストしたFlutterアプリのコードを変更せずに、Firebase本サーバー上のCloud Firestoreに接続することは可能です。Firestoreエミュレータでテストする際も、本番環境のFirestoreで使用するのと同じドキュメントIDを使用することで、一貫性を保つことができます。

(4) フィールドの追加

(5) 登録内容の確認

3.登録データのエクスポート

Firebase Emulator Suite / Firestore エミュレータは起動する度に登録データが削除(初期化)されます。
開発中毎回DB再登録する手間を無くす為に登録データをエクスポートします。

(1) データ格納フォルダに移動

※ここではFlutterプロジェクトフォルダに移動しています。

(2) エクスポート

> firebase emulators:export ./exported_data

※上記コマンドの場合、カレントフォルダ配下にエクスポートされます(下図)。

※上記エクスポートデータには、FirestoreデータベースだけでなくAuthenticationデータ(登録ユーザ)等も一緒にエクスポートされます。

4.登録データのインポート

エミュレータが起動する際に、インポート用オプションを指定します。
これにより、エミュレータが起動された時には、データが復元しています。

(1) インポートモードでエミュレータを起動

> firebase emulators:start –import=./exported_data

(2) 復元データ確認

①Firestoreデータベース

②Authentication登録ユーザ情報

エミュレータ登録データのエクスポート・インポート手順は以上です。

Happy
Happy
0 %
Sad
Sad
0 %
Excited
Excited
0 %
Sleepy
Sleepy
0 %
Angry
Angry
0 %
Surprise
Surprise
0 %

Average Rating

5 Star
0%
4 Star
0%
3 Star
0%
2 Star
0%
1 Star
0%

コメントを残す