1.事前準備(対象デバイス(スマフォ)側)
(1)Androidスマートフォンの開発者オプション有効化
一般的には「設定」→「システム」→「端末情報」にある「ビルド番号」を7回タップすることで有効にできます。
(2)USBデバッグの許可の有効化
「USBデバッグを許可する」手順は、Androidデバイスで開発者向けオプションを使い、PCからデバイスへの高度な操作を可能にするためのものです。
(3)PCにスマートフォンをUSBで接続
USBデバッグを有効にしたスマートフォンをPCに接続します。すると、スマートフォンに「このPCでUSBデバッグを許可しますか?」というポップアップが表示されるので、「OK」を選択します。
(4)USBデバイスのリダイレクト
これは開発環境が仮想マシンの場合に必要になります。
→別記事「[基礎知識]USBデバイスを仮想マシンで使用できるようにリダイレクトする手順(Windowsのリモートデスクトップ機能利用編)」参照
2.事前準備(開発環境(パソコン)側)
(1)対象デバイス認識の確認
> adb devices
以下の様に実デバイスが表示されていればOKです。
(この時点では仮想デバイスは起動していないことを前提としています)
※もし(下図)”unauthorized”と表示されている場合は、正しく認識されていません。
この場合は、adb kill-server、adb start-server でADBサーバーを再起動後、上記(adb devices)を再度実行して下さい。
※もしくは実機(スマフォ)のUSBをいったん外して接続し直すのも有効な対処です。
(2)環境検査
必須ではありませんが、ここで以下のコマンドで環境検査をした方が安心です。
> react-native doctor
ここで問題がなければ以下に続きます。
(※Metroは以下の手順実行時に自動実行されるのでここでは放置して構いません)
2.React Nativeアプリを実行する
以下のコマンドを実行すると実機(スマフォ)でエミュレータが起動します。
> npx react-native run-android
実機(Androidスマフォ)でReact Native エミュレートを行う手順は、以上です。