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[基礎知識]Anaconda仮想環境のPythonインタープリタのパス設定方法(VS Code使用)

9月 23, 2023
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 Anacondaの仮想環境で、(MySQL接続、テーブルデータ取得・表示する)Djangoサイトを作成し、(特に(migrate、makemigration、runserver実行時に)エラーメッセージも無くサイト表示は出来たのですが、肝心のMySQLテーブルデータが表示されていませんでした。

※一応、conda仮想環境内プロンプトから(該当仮想環境有効化後)Pythonシェル上で、テーブルデータ取得を試しましたが0件表示となりました。

 それで、(Djangoの)ソースを見直すと、VS CodeがDjangoモジュール(django.contrib)を見つけられない、というエラーメッセージを見つけました。(下図)

想定される原因:

(1) Pythonの仮想環境が正しく設定されていない。
(2) VS CodeのPython拡張機能が正しく動作していない。
(3) PYTHONPATHが正しく設定されていない。

 ここでは上記(3)の可能性を疑い、VS Codeの設定ファイル(Djangoプロジェクト直下の「.vscode/settings.json」)に、Pythonインタープリタのパス設定を追加しました。
以下、手順記録になります。

1.(Anacondaの仮想環境の)Pythonインタープリタ絶対パスの確認

(1)(conda仮想環境プロンプトで)該当仮想環境有効化

(2)Pythonインタープリタ絶対パス確認

which python

2.VS Code 設定追加

(1)VS Codeプロジェクトフォルダに移動

 ターミナル、またはエクスプローラーからDjangoプロジェクトのフォルダを開きます。

(3).vscode フォルダの確認

 プロジェクトのルートディレクトリに .vscode という名前のフォルダが存在するか確認してください。もしこのフォルダが存在しない場合は、新しく作成します。

(4)settings.json ファイルの作成

 .vscode フォルダの中に settings.json という名前のファイルが存在するか確認します。
※存在しない場合は新しく作成します。

(5)settings.json ファイルの編集

settings.json ファイルに以下の設定を追加

{
“python.pythonPath”: “<上記1手順で確認したconda仮想環境中のPython絶対パス>
}

(6)保存・再起動

 上記設定保存後、VS Codeを再起動

上記手順結果: ワーニングは消えなかった。
※∴以下の手順を試しました。

3.Pythonインタープリタ指定

(1)コマンドパレット表示

 VS Code で、Ctrl + Shift + P を押下し、コマンドパレットを開く。

(2)インタープリタ選択

① (上記コマンドパレットで)「Python: select interpreter」と入力する。

※「Python: Select Interpreter」を選択する。

② ここでは、Python 3.11.5 (‘env02’) /opt/conda/env/env02/bin/python を選択する。

上記手順結果: ワーニングは消えた。
※しかし、Djangoサイトへのデータ表示はできなかった。
 Python shellでのデータ取得も、0件と再度応答された。

 この0件表示の原因は、また別件として別記事掲載予定です。

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