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Djangoで、settings.pyで初期設定されているミドルウェアは、以下の通りです。
- django.middleware.security.SecurityMiddleware は、HTTP リクエストを保護するためのセキュリティ機能を提供します。これには、クロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃からの保護、セッションハイジャック攻撃からの保護、および不正なリクエストからの保護が含まれます。
- django.contrib.sessions.middleware.SessionMiddleware は、ユーザーのセッション状態を管理します。これにより、ユーザーは複数のページを移動しても、セッションを保持することができます。
- django.middleware.common.CommonMiddleware は、共通の機能を提供するミドルウェアです。これには、クエリパラメーターの正規化、リクエストヘッダーの検査、および国際化サポートが含まれます。
- django.middleware.csrf.CsrfViewMiddleware は、クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) 攻撃からの保護を提供します。CSRF 攻撃は、ユーザーを意図しないアクションに誘導するために使用される攻撃です。
- django.contrib.auth.middleware.AuthenticationMiddleware は、ユーザーの認証状態を管理します。これにより、ユーザーは認証されたユーザーのみがアクセスできるリソースにアクセスできます。
- django.contrib.messages.middleware.MessageMiddleware は、ユーザーにメッセージを送信するための機能を提供します。これには、成功メッセージ、エラーメッセージ、および警告メッセージが含まれます。
- django.middleware.clickjacking.XFrameOptionsMiddleware は、クリックジャッキング攻撃からの保護を提供します。クリックジャッキング攻撃は、ユーザーの同意なしにユーザーを意図しないウェブページにリダイレクトするために使用される攻撃です。
これらのミドルウェアは、Django アプリケーションを保護し、安全で使いやすくするために使用されます。