「Herbstick Relax」(ハーブスティック リラックス)は「Herbstick Eco」(ハーブスティック エコ)を超えられたのか!?
ヴェポライザー(通称:ベイプ(VAPE))とはなんなのか?
まずヴェポライザーとはなんなのか、お話しますね。
最近ブームの加熱式タバコの中でも、このヴェポライザーが注目を集めているのは、ご存知ですか?
ヴェポライザーとは、もともと医療器具として開発されたものなんです。体を壊して療養中の患者さんが、生活のハリや精神の安定を得やすい様に、喫煙の害となる一酸化炭素やタールによる被害を最小限に抑えたうえで、喫煙を楽しむためのアイテムなんです。
「え~、だってタバコでしょ? 煙がでるんでしょ?」
「ニコチンあるからタバコと変わらないじゃん!?」
いえいえ、煙はほとんど出ないんです。しかも煙というより、水蒸気が煙のように見える、というのが現実なんです。
タバコの葉には、水分が含まれています。これを火で燃やしてしまうと、一酸化炭素やタールが煙として、体内に摂取されてしまう、これが普通のタバコです。しかしヴェポライザーは、摂氏160℃~220℃程度で、燃えない温度で温めるだけなので、燃えません。そしてタバコの水分が蒸発します。この水蒸気には、タバコの香り(これにニコチンが含まれています)が含まれているので、タバコを吸った時の満足感が得られるんです。
なにが変わったのか?
ヴェポライザーには、方式や形状の違いで、いくつも異なる製品があります。そんな中でも、とくに今、日本で人気が高くなっているのが、ここでお話する「Herbstick」シリーズです。
ここでは、その「Herbstick Eco」(先輩製品)の後で発売された「Herbstick Relax」(後輩製品)について、どんなところが良くなったのかどうなのか?をリサーチしてみました。
比較レビュー – メリットとデメリット –
(1)形状の違いは?
「Herbstick Eco」(先輩製品)では、円筒形という形をしていました。つまり断面が円形で長い筒状ということです。その長さがけっこうありまして、両手の握りこぶし2つ分の長さです。つまり、片手では握り切れない、ということです。
一方、「Herbstick Relax」(後輩製品)は、ほぼ片手に収まる程度の長さで、断面は楕円形です。
(2)バッテリーの容量は?
どちらも2200mAhで同じです。
(3)スイッチの形とか動作仕様は?
「Herbstick Eco」(先輩製品)は、ボタンが2つあります。1つは電源スイッチ、もう1つは温度切り替えスイッチです。電源を入れたい時は、電源スイッチを4秒くらい長押しすると、電源が入ります。最初の温度は170℃未満ですが、温度切り替えスイッチを2回押すと温度が10℃ずつ上がります。その時、温度切り替えスイッチがランプも兼ねていて、色の変化で、設定温度を知ることができます。
一方、「Herbstick Relax」(後輩製品)は、電源スイッチが1つ、温度切り替えスイッチが2つ(+スイッチ、-スイッチ)になりました。電源を入れたい時は、(長押しではなく)5回押すと電源が入ります。また温度を上げたい時は、+スイッチを1度押すと、5℃ずつ設定温度が上がります。ここで電源スイッチを1度だけ押すと、その設定温度まで熱が上昇します。
しかも、「Herbstick Relax」(後輩製品)には、電光表示が付いていて、設定温度と実際の温度が、英数字で表示されます。
(4)タバコの葉の交換する方法はどうなの?
「Herbstick Eco」(先輩製品)は、最上部のマウスピースを外して、タバコの葉を詰め替えます。
それに対して、「Herbstick Relax」(後輩製品)は、最下部のマグネット蓋を外して、タバコの葉を詰め替えます。
どうでしょうか?上記が、外観や動作や操作の主な違いです。これだけでも、けっこう差がありますよね。
使い比べたらどうだったのか?
では、実際に、使ってみたときの違いはどうなのか? 以下で、お話しますね。
(1)持ちやすさは?
これは賛否両論あると思うんですが、大多数の方は、「Herbstick Relax」(後輩製品)の方が持ちやすい、というと思います。
//私は、「Herbstick Eco」(先輩製品)の持ち方をいろいろ工夫してましたので、自分なりに満足していました//
//しかし、やはり「Herbstick Relax」(後輩製品)の方が、片手で安定して持てた気がしました//
//iQosを持った時と近い感覚だと思います//
(2)持続性は?
これも人によって、好みの設定温度がありますので、それに大きく左右されるとは思いました。
//「Herbstick Eco」(先輩製品)では、青色(170℃)~緑色(190℃)が一番おいしく味わえました//
//その場合、2時間の飲み会で、ちょくちょく吸って、最後まで使えました//
//延べ時間では、50分位ってところでしょうか//
//「Herbstick Relax」(後輩製品)では、液晶パネルがあるので、若干そのため、短時間(40分位)になると思います//
(3)電源入れるところから吸うまでの操作のしやすさ
「Herbstick Eco」(先輩製品)は、設定温度色(水色~赤まで)が点滅から点灯に変わった瞬間が吸い時ということになりますが、「Herbstick Relax」(後輩製品)は、その瞬間に振動が伝わってくるので、若干、目でチラチラと確認する必要がなく、飲み会で人との話に集中しやすい、みたいなノンストレス感が高いとは思いました。
(4)タバコ葉の交換のしやすさ
これは完全に「Herbstick Relax」(後輩製品)の方が交換しやすいです。前者は、口が狭いので楊枝のようなもので、ほじくり出さなければいけませんでした。またマウスピースを外して、それをどこかに置くとき、衛生的にどうかなーと思う時がありました。しかし後者は口が広く浅いのもありますし、マウスピースは外さなくていいわけですから、圧倒的に交換しやすかったです。
(5)実際の使用感は?
イーブンだと思います。慣れもありますし、好みによって分かれるところだと思いました。
外出中は、「Herbstick Relax」(後輩製品)のほうが楽かなと思いますが、家にいる間は「Herbstick Eco」(先輩製品)の方が、マウスピースを出さずに、とにかく口にもっていけば吸える、あと温度も(数字を読まずに)色を見ればわかる、という単純さで、勝っていたように思います。
(6)味わいは??
タバコ交換直後の味は変わりませんでした。しかし長くタバコの味わいが続いたのは前者でした。
結論
一長一短、このひとことに尽きます。
「Herbstick Eco」(先輩製品)
・(わずかだが)電池が長持ちする。
・(わずかだが)タバコの味が長く続く。
・(わずかだが)操作が単純で楽。
「Herbstick Relax」(後輩製品)
・(電池はわずかに消耗するが)振動でタイミングが分かる。人と話していたり作業中は吸い時を忘れていたりしがちなので助かる。
・口でくわえやすい。持ちやすい。(若干、吸っている姿が他人から見てスマートな気がする)
・タバコの交換がしやすい。
まとめ
「Herbstick Eco」(先輩製品)は家で使って、「Herbstick Relax」(後輩製品)は外出中に使っています。
加熱式煙草は、どれがいいのか?と考えましたが、コストパフォーマンスを考えると、上記のようなタイプになると思いました。
以上、「Herbstick Eco」と「Herbstick Relax」の比較リサーチでした。